スタッフ この度、豊前市にお住まいのお客様より、カーテンの掛け替えのご依頼をいただきました。ご来店時から「グレー系で光沢感のあるカーテンを」とのご希望があり、スタイリッシュでエレガントな雰囲気を醸し出すカーテンのコーディネートに、担当スタッフも力を入れました。
まずはお客様にいくつかのサンプルをお見せするため、自宅にサンプルをお届けし、後日お打ち合わせと採寸に伺いました。当初はドレープカーテンのみを交換予定でしたが、「せっかく新しいカーテンに替えるなら」と、カーテンレールとレースカーテンも合わせて新調することに決定。窓まわり全体をコーディネートすることで、お部屋全体の印象がさらに美しく、洗練された仕上がりになりました。
こだわりのカーテンレール：高さを変えることで広がる視覚効果
今回、カーテンレールの取り付け位置にも細かな配慮を行いました。以前は、装飾レールを窓枠から5センチ上の位置に設置されていました。取り外して新しいレールをつけると、以前のレールとは形状がちがうため、取付跡が気になるのではというお話をさせてもらいました。そこで、今回の施工ではレールの取り付け位置を10センチ上げることにしました。この変更には、以下の2つの大きなメリットがありました。
1. 以前の装飾レールの跡を隠す
古いレールの取り付け跡が目立っていたため、新しいレールをより高い位置にすることで、見た目の清潔感を保つことができました。
2. 窓を大きく見せる効果
カーテンレールの位置を高くすることで、視覚的に窓が広く見える効果が生まれます。窓が大きく感じられることで、お部屋が広々とした印象を持つようになりました。特にグレーの光沢のあるカーテンとの相性も良く、窓まわりがまるでアートのように引き立つ仕上がりとなりました。
ロープタッセルで洗練されたアクセントをプラス
カーテンを束ねるタッセルには、ドレープカーテンの雰囲気に合わせてロープタッセルを選びました。ロープタッセルは、シンプルでありながらも上品なデザインで、カーテンのエレガントな光沢を一層引き立てます。このタッセルを使うことで、カーテンをまとめたときにもインテリア全体に統一感が生まれ、お部屋がより洗練された印象に。カーテンを閉じている時も、束ねている時もどちらも美しいお部屋になりました。
カーテンと調和するグレーのレースカーテン：ウエイトテープ仕様で美しく
レースカーテンも、ドレープに合わせたグレー色をお選びいただきました。レースカーテンのカラーをドレープに近い色味で統一することで、部屋全体の調和が取れ、落ち着いた空間に仕上がります。通常、レースカーテンは白やベージュなどの柔らかい色合いが主流ですが、グレーを選ぶことで、よりモダンで大人っぽい印象に。
また、こだわりの「ウエイトテープ仕様」にすることで、レースカーテンがふわりと広がりすぎることなく、適度な重みで美しい直線を保ちます。ウエイトテープは、カーテンの裾に施されるテープで、窓辺に収まりやすく、揺れを抑えながらもエレガントな雰囲気を演出してくれます。レースカーテンがふんわりしすぎず、重厚感のあるドレープカーテンと見事に調和し、お部屋に落ち着きをもたらしました。
カーテン選びは、空間を変える大切なポイント
今回のカーテン掛け替えを通して、お客様の「お部屋をより居心地よく、美しくしたい」という想いに応え、見事に空間全体の印象を変えることができました。グレーの光沢カーテンは、シンプルながらも上品な存在感を放ち、どんなインテリアにも自然と溶け込みます。レースカーテンやタッセル、レールの位置まで細やかな配慮を施したことで、より一層スタイリッシュでまとまりのある空間に仕上がりました。
カーテンは、ただのインテリアアイテム以上に、暮らしの質を高める役割を持っています。今回のように、空間全体を意識したコーディネートで、毎日の生活がさらに楽しく、心地よいものになるのではないでしょうか。
最後に：日常をより豊かにするカーテンコーディネートをご提案します
私たちは、お客様一人ひとりのライフスタイルやお好みに合わせたインテリアプランをご提案しています。今回の豊前市のお宅では、ドレープカーテン、レースカーテン、タッセル、そしてレールまでこだわった選択で、リビングや寝室をより魅力的な空間にするお手伝いをさせていただきました。カーテン選びは、インテリアにおける重要なポイントの一つ。これからも、お客様のご要望を丁寧にお伺いしながら、心地よい空間作りのお手伝いを続けてまいります。